米脚本家組合 黒沢監督ら4人に「ジャン・ルノワール賞」

[ 2013年2月18日 19:02 ]

 米ロサンゼルスで17日、米脚本家組合賞の授賞式が行われ、映画監督で脚本も手掛けた故・黒沢明さんと、黒沢さんの映画の脚本で活躍した橋本忍さん、故・菊島隆三さん、故・小国英雄さんに、外国の優れた脚本家をたたえる「ジャン・ルノワール賞」が贈られた。

 脚本家組合は「4人は緩やかに協力し、日本の文化を反映した数多くの名作を生み出した」と指摘した。

 橋本さんと小国さんが「生きる」(1952年)と「七人の侍」(54年)、菊島さんを加えた3人が「隠し砦の三悪人」(58年)、小国さんと菊島さんが「天国と地獄」(63年)など、黒沢さんの代表作の脚本を手掛けた。(共同)

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2013年2月18日のニュース