ガッキー 人生応援ドラマ“どん詰まり”ディレクター役挑戦

[ 2013年2月13日 06:00 ]

TBS「空飛ぶ広報室」で主演する新垣結衣

 女優の新垣結衣(24)が4月14日スタートのTBS日曜劇場「空飛ぶ広報室」(日曜後9・00)で、“人生どん詰まり”のテレビディレクターに挑戦する。ドラマは夢破れても次の目標を見つけて孤軍奮闘するヒロインを描く、いわば人生の応援歌。スタートの季節にふさわしい物語だ。

 原作は作家・有川浩氏の同名小説。新垣演じる主人公は幼いころから夢だったテレビ局の報道記者になるが、ヤル気が先走り強引な仕事ぶりでトラブル続出。希望していない情報番組に異動となってしまう。

 その後、番組の企画で航空自衛隊の広報室に取材で訪れ、綾野剛(31)演じる不慮の事故で戦闘機パイロットから転身した広報官に出会い、引かれ合って成長していくストーリー。

 磯山晶プロデューサーは「人生は希望がかなうことばかりではなく、思い通りにならないことの方が多い。壁にぶち当たった2人がひたむきに次の目標に向かっていく姿は、多くの人たちの力強いエールになると思います」と話している。

 「等身大の女性として共感が得られる」として、この役に起用された新垣は「(主人公が)失敗して立ち止まったり、また走ったりすることで、感じていただけることがたくさんあると思います。そうなるように頑張ります」と張り切っている。綾野も「夢を失った虚無感から始まる再生を丁寧に、大胆に生きられたら」と気合を入れている。2人のラブストーリーも見どころだ。

 航空自衛隊の広報室長役の柴田恭兵(61)は、普段はダジャレ連発の中年男。しかし、部下からは絶大な信頼を得ている重要な役どころだ。

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2013年2月13日のニュース