民放キー局の4~12月期 広告収入増で5社増収

[ 2013年2月8日 18:39 ]

 在京民放キー局5社の2012年4~12月期連結決算が8日、出そろった。東日本大震災で落ち込んだテレビ広告収入が持ち直したのに加え、ロンドン五輪による特需もあり、5社とも増収だった。

 テレビ朝日は高視聴率だったサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選が寄与し、売上高が前年同期比5・3%増の1902億円だった。日本テレビホールディングスやテレビ東京ホールディングスも、広告を中心に売上高を伸ばした。

 フジ・メディア・ホールディングスは番組と番組の間に流すスポット広告が伸びなかったが、BS放送の広告などは好調で、売上高は4・9%増の4706億円だった。

 純利益では、TBSホールディングスが有価証券評価損を計上したことが響き減益となったのを除き、4社が増益だった。

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2013年2月8日のニュース