団十郎さん会長の骨髄バンクNPO法人「皆さまのご支援に感謝」

[ 2013年2月4日 22:00 ]

 3日に肺炎のため亡くなった歌舞伎俳優の市川団十郎さん(享年66)が会長を務めていた「全国骨髄バンク推進連絡協議会」は4日、公式サイトに感謝のメッセージを掲載した。

 「2013年2月3日21時59分に、会長市川團十郎が逝去いたしました。これまでの皆さまからのご支援・ご協力に深く感謝申し上げます」

 後任などについては触れていない。団十郎さんは11年7月から2年の任期で要職に就任していた。同会の公式サイトには、団十郎さんのあいさつも掲載されている。

 団十郎さんは04年5月、急性前骨髄球性白血病と診断され、以後、入退院を繰り返した。08年には体質改善のために妹で舞踊家の市川紅梅(63)から骨髄移植。手術で血液型がA型からO型に変わるほどの激しい闘病生活を送っていた。

 同会は東京・千代田区に本部を置き、骨髄バンクの推進活動を行うボランティア団体をサポートするNPO法人。1987年、「全国骨髄バンクを進める会」として発足した。

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2013年2月4日のニュース