市川団十郎さん 新歌舞伎座出演ならず 免疫力低下 容体急変し帰らぬ人に

[ 2013年2月4日 06:30 ]

死去した歌舞伎俳優の市川団十郎さん

 歌舞伎俳優の市川団十郎(いちかわ・だんじゅうろう、本名堀越夏雄=ほりこし・なつお)さんが3日午後9時59分、肺炎のため、66歳で死去した。

 団十郎さんは昨年12月18日に「風邪による体調不良」との理由で京都・南座公演を休演。帰京後に、医師から「肺炎の兆候がみられる」と診断され、都内の病院に入院した。

 関係者によると、4月2日に開場する新しい歌舞伎座への出演を目標に療養してきたが、免疫力が徐々に低下。容体が急変し、帰らぬ人となった。新歌舞伎座のこけら落とし公演では、いの一番演目「鶴寿千歳」に配役されている。

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2013年2月4日のニュース