「わいせつ、なぜ悪い」「バカヤロー」歯に衣きせぬ大島語録

[ 2013年1月16日 06:00 ]

「戦場のメリークリスマス」で助監督を務めたタマホリ監督来日歓迎パーティーでの大島渚さん(右)とビートたけし(左)=1995年7月
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大島渚監督死去 

 激しい口調で討論することもあった大島渚監督。残した言葉をインタビューなどからたどった。

 「コリーダは闘牛の意味で、男と女は牛と闘牛士のようにお互いにじらしながら深みにはまり、死に至るまで闘い続ける。好色漢から聖者にまで昇華する姿を描きたい」(1975年、「愛のコリーダ」撮影を前に)

 「“わいせつ、なぜ悪い”と問いたい。芸術かわいせつかという論争を一切拒否する。わいせつは検察官の心の中だけにしかない」(78年、同映画の脚本や写真を載せた本がわいせつだとして起訴された公判で)

 「有罪の方がよかった。憲法判断を避けた肩透かし判決だ」(79年、東京地裁の無罪判決で)

 「男が男にひかれるとは何だ、ということを描きたかった。ホモセクシュアルな感情というのは僕にはよく分かるし、肉体関係を伴わなければ僕の内にもある」(83年、「戦場のメリークリスマス」完成で)

 「バカヤロー」(84年、日韓知識人のテレビ討論会で「問題を回避するな」などと問い詰められ、答えに窮して)

 「失礼はしたけどな、殴ることはないだろう」(90年、小山明子との結婚30周年を祝うパーティーで、紹介し忘れた作家・野坂昭如さんから殴りかかられて)

 「今日に至るまで誰も撮らないような映画を作ってきた。変な映画を撮るやつだと思ってくれればうれしい」(99年、遺作「御法度」完成で)

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