綾瀬はるか“八重ジェット”に「乗ってみたい」

[ 2013年1月15日 06:00 ]

ドラマの出演者がラッピングされたジェット機を前に晴れ着でポーズをとる綾瀬はるか

 女優の綾瀬はるか(27)が14日、東京・羽田空港で行われた、主演するNHK大河ドラマ「八重の桜」のラッピングジェット就航記念セレモニーに出席した。紺地に白い花模様などが入った着物姿で登場。自らが描かれた機体を見て「この機体に乗ってみたい」と声を弾ませた。

 ラッピングジェットは、全日本空輸の中型ジェット「ボーイング767」。機体の側面に縦2メートル、横13メートルにわたり、主人公・新島八重役の綾瀬のほか、山本覚馬役の西島秀俊(41)、川崎尚之助役の長谷川博己(35)、西郷頼母役の西田敏行(65)の役衣装姿が描かれている。

 12月まで全国で就航し、福島県を舞台にした同ドラマを全国にアピールする。東日本大震災の復興を応援する狙いもあり、綾瀬は「福島や東北、そして全国の皆さんに力強く生きた八重さんや会津の人たちの精神が伝わって“明日から頑張ろう”と思ってもらえたらうれしい」と話した。

 ドラマは幕末の会津藩に生まれ、明治の世を駆け抜けた八重の波乱の生涯を描く。関係者によると、綾瀬は私生活でも会津弁が飛び出すほどで、この日はファンの「八重さーん」と声に「ありがとなんし(ありがとう)」と笑顔。12日に福島を訪れた際には、県関係者から「ドラマが放送される日曜夜に外出者が少なく、多くの人がテレビで八重さんを見ている」と聞かされ、さらに役づくりに気合が入っているという。

 6日放送の初回は、21・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好視聴率を記録。13日の第2回の中盤から綾瀬の出番があり、20日の第3回はいよいよ冒頭から登場する。この日、羽田空港から大阪空港に向けて午後1時に出発予定だったラッピングジェット第1便は、雪のため欠航となったが、「八重の桜」は上昇気流に乗りそうだ。

 <最近のラッピング>
 ▼ピカチュウ 歴代の「ポケモン」映画のキャラクターをペイント。全日空ボーイング747機

 ▼怪物くん 「嵐」大野智の主演映画。日本航空ボーイング777機(11年10月)

 ▼東京スカイツリー 東京スカイツリー開業記念でタワーのイラスト。日本航空ボーイング777機(12年5月)

 ▼ロンドン五輪 「がんばれ!ニッポン!」のメッセージと体操・内村航平の顔写真。日本航空ボーイング777機

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2013年1月15日のニュース