西川きよし 超高級さくらんぼ差し入れ 何と一粒1000円

[ 2013年1月10日 08:13 ]

西川きよしから贈られた佐藤錦を手に喜ぶ安達祐実(中央)ら 

 大阪・なんばグランド花月(NGK)で上演する「吉本百年物語」1月公演「爆発!MANZAIが止まらない」が9日、開幕し、新人マネジャー役を務める安達祐実(31)らが熱演を繰り広げた。エンディングでは、題材となった漫才ブームの立役者・西川きよし(66)が差し入れのさくらんぼ「佐藤錦」を手に祝福に駆けつけた。その値段は52粒で4万5000円!出演者や観客を驚がくさせた。

 初日のカーテンコール。80年代の漫才ブーム時に奮闘した新人マネジャーを演じた安達らに大きな拍手が送られる中、さらに場内を沸かせたのが西川だった。正月番組で安達と共演した際に差し入れのリクエストを聞いたところ、「この季節にさくらんぼを持ってこいと言われた」といい、「花束よりずっと高い」と前置きして約束の品が入った紙袋を手渡した。

 さくらんぼの旬は初夏。正月に初出荷されるのは、温室栽培された希少なものだ。「大阪中の百貨店に聞いて回って、あったのは阪急だけ。大阪に1箱しかなかった」と豪語。苦心の末に入手したブランドさくらんぼの佐藤錦は、「52粒で4万5000円!5万2000円だったのを値切った」と明かし、安達ら出演者や客席を仰天させた。

 安達から包装を「開けてください」と頼まれ、「(妻の)ヘレンより性格キツイで」と苦笑い。自ら開封し、桐の箱にきれいに並んだ“赤い宝石”を披露した。ことし芸能生活30周年を迎える安達に、「30周年(のお祝い)も兼ねてってことで…」と大物らしからぬ交渉を持ちかけたが、「来週はメロンを差し入れて」と返され、タジタジだった。

 終演後の会見で安達は、定価が1粒1000円の超高級品に「人生初。なめるように食べたい」と語り、笑わせた。自身のNGKデビューには、「80点くらいかな。ひとまずホッとしています」と笑顔を見せた。

 1月公演では、漫才ブームを支えた「ザ・ぼんち」らコンビを演じるキャストが日替わりで出演。12、23日には「島田紳助・松本竜介」をお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の2人が演じることが決まった。29日まで。

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2013年1月10日のニュース