孤独な姑VS怖い嫁 黒木瞳&相武紗季が新境地に挑戦

[ 2012年11月29日 07:38 ]

ドラマ「おトメさん」で姑と嫁を演じる黒木瞳(右)と相武紗季

 女優の黒木瞳(52)と相武紗季(27)が嫁姑(しゅうとめ)ドラマを展開する。1月スタートのテレビ朝日「おトメさん」(木曜後9・00)で、黒木が嫁に追い詰められる主人公の姑役、相武が姑を翻ろうする怖い嫁役でそれぞれ新境地に挑む。

 従来のホームドラマをくつがえす作品だ。ネット上などで、姑を「トメ」と呼び、悪口を書き込むような我慢しない嫁が増えているという実情を反映させた、井上由美子氏脚本のオリジナルストーリー。“絶対的に強い姑”対“耐えてさめざめと泣く嫁”という過去に描かれてきた構図を逆転させる意欲作となる。

 同居することになった一人息子(郭智博)の嫁の隠し事が次々と発覚し、疑心暗鬼になるものの、夫(石田純一)も味方になってくれず、孤立無援となってしまう姑の姿を描く。家庭の平和を取り戻そうと必死にあがく姿が時にコミカルな一方で、嫁との対決が心理サスペンス要素満載だ。

 黒木は「ニューキャラクターを作ることができるんじゃないかと高揚していますし、演じることで実生活でも“おトメさん”(姑)の気持ちが少し分かるようになって、もっといい嫁になれるんじゃないかなとも期待しています」と意欲満々。嫁役が初めてという相武は「出演が決まった時、“ついに嫁を演じる年齢になったんだ”とすごく楽しみになりました」と喜びを表現する一方で、「サスペンスパートを担う役柄。相当不思議で怪しいお嫁さんです」とすでに怪しさを漂わせて話している。

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2012年11月29日のニュース