山梨の四季鮮やかに 鶴太郎が幅10メートルの幕絵制作

[ 2012年11月7日 19:31 ]

完成した幕絵の説明をするタレントで画家の片岡鶴太郎

 タレントで画家の片岡鶴太郎が山梨の四季を描いた幅10メートルの「幕絵」が完成し、山梨県庁で7日、披露された。来年1月から県内で始まる「国民文化祭」に合わせ、甲府市の県立図書館に飾る予定。

 作品名は「山梨四季彩歌」。富士山を中心に、絹地に染料でモモ、キキョウの花や紅葉を鮮やかに描いた。片岡は「美しい山梨の四季を楽しんでもらうため、構図に気を配った」と話した。

 県によると、幕絵は江戸時代、甲府の道祖神祭りで商家の軒先に飾られた。江戸から浮世絵師を呼んで制作してもらい、デザインを競い合ったという。

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2012年11月7日のニュース