路上から武道館!!宮崎奈穂子“夢舞台”で単独公演開催

[ 2012年11月3日 06:00 ]

自身初の日本武道館公演を行った宮崎奈穂子

 「路上から武道館へ」をテーマに07年から路上ライブを続けてきた歌手宮崎奈穂子(26)が2日、夢の舞台である東京・北の丸の日本武道館で単独公演を開催した。

 キーボードを背負い、機材を載せた台車をガラガラとひき、アリーナを歩いて登場。ステージには自動販売機やベンチが置かれ、路上の雰囲気そのままだ。キーボードのセットを組み立てると、自販機で水を買い、一口飲んで深呼吸。観客約6000人に、「やっと私の人生最大の夢がかないました。皆さんのおかげです」と感謝した。

 1曲目「路上から武道館へ」を、キーボードの弾き語りで歌唱。目を潤ませ、声を震わせ、夢の舞台に感激しきり。歌い切ると笑顔を見せ、最新曲「就職戦線異常あり」など13曲を歌唱した。

 昨年、「1年間で有料のサポーター会員を1万5000人集められれば武道館公演を行う」という事務所の企画をクリア。「諦めないで目標に向かって頑張れば、夢はかなう」と思いを伝えた。きょう3日は午後3時半から東京・新宿アルタ前で歌う。「私の原点は路上です。武道館の感謝を直接したいので、よろしければ来てください」と締めくくった。

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