命がけで歌っていた…下田逸郎 桑名正博さんとのライブCD制作

[ 2012年11月1日 08:10 ]

 26日に心不全のため亡くなった歌手桑名正博さん(享年59)のヒット曲「月のあかり」の作詞者でシンガー・ソングライターの下田逸郎(64)が31日、神戸市内でライブを開き、CD「桑名正博 下田逸郎と唄う 弾き語りライブセレクション」を制作したことを明かした。

 桑名さんが倒れる直前まで、たびたび共演。「月のあかり」「夜の海」などライブ音源11曲を収録し、会場で販売した。「40周年のベスト盤とは別に、俺は俺で出そうと思った。俺と桑名の間には歌しかない。歌でつながってた」と語った。

 共演した桑名さんの妹で歌手の桑名晴子(56)は、晩年の桑名さんについて「(疲れで)エネルギーがないのに歌う姿は、まさに命がけ。妹として心配でも、同じミュージシャンとしてその思いを止められなかった」と複雑な内心を明かした。

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2012年11月1日のニュース