長山洋子 20年ぶり封印解禁!ドレスで「ヴィーナス」

[ 2012年11月1日 04:23 ]

<長山洋子 デビュー30周年記念コンサート>80年代ポップスをダンスとともに披露した長山洋子

演歌歌手の長山洋子(44)が31日、浅草公会堂(東京・台東区)でデビュー30周年記念コンサートを行い、アイドル時代のヒット曲「ヴィーナス」(1986年)を20年ぶりにステージで歌い約1000人の観客を盛り上げた。

 「今この時間だけは皆様にも80年代にタイムスリップしてもらいます」。着物姿から一転、真っ赤なドレスとヒールに衣装チェンジした長山は客席にこう宣言。アイドル時代のヒット曲「ヴィーナス」を皮切りに、小泉今日子の「なんてったってアイドル」や中森明菜「少女A」など80年代のアイドル歌謡曲を次々と披露した。現役アイドルにも劣らないパワフルなステージに、次第に客席も熱を帯びて大盛り上がり。

 長山は久しぶりのチャレンジに「お客様が喜んでくれた」と胸をなでおろしたが、「着心地は着物の方が良い」と話し、笑わせた。長年の封印が解けた日だった。アイドルとしてデビューし、10年間の活動の後、演歌に転向。そして20年間、アイドル時代の曲をコンサートで歌うことはなかった。しかし、ファンからの強い要望と「私の30年には欠かせないアイドル時代」という節目の年が再び歌うことを決意させた。「当時はアイドル歌手が厳しい年。仲間が田舎に帰る中、踏ん張ってヴィーナスという曲に出会えた」とデビュー2年目で生まれたヒット曲に感謝した。

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