3度目1ケタ!NHK大河「平清盛」9・7%、前週から大幅ダウン

[ 2012年10月9日 10:31 ]

 松山ケンイチ(27)主演の2012年NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の第39話が7日に放送され、平均視聴率が9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。

 第31話の7・8%(8月5日放送)、第33話の9・3%(8月26日放送)に続き、3度目の1ケタとなった。9月30日に放送された第38話では14・3%を獲得し、4カ月半ぶりに14%台を回復していたが、そこから一気に4・6ポイントの大幅下落。39話までの平均は12・7%。

 大河50周年の記念作となる本作は王家、貴族、武士が覇権を争っていた混迷の平安時代末期を舞台に、松山演じる平清盛(1118~1181年)の生涯を中心に壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を源氏の視点で描くもの。脚本はNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」(07年放送)などを手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル。

 共演は源頼朝役と語りを務める岡田将生(22)、清盛の正妻・平時子役を演じる深田恭子(29)ら。ほかにも、神木隆之介(19)、青木崇高(32)、塚本高史(29)、松田翔太(26)、杏(26)、成海璃子(19)、武井咲(18)、「V6」の森田剛(32)といった豪華な面々が名を連ねている。

 「兎丸無念」と題された第39話は、平家の密偵・禿(かむろ)の振る舞いに人々が恐れをなしていた1172年、福原の清盛(松山)は兎丸(加藤浩次・43)と共に、着々と大輪田泊の工事を進めていた。宋からの使者を迎え入れ、正式に国交を結ぼうとするが、貴族からは猛反対を受ける。ただ、後白河法皇(松田)だけは理解を示し、外交使節が三か月後に来日することを知った清盛は大輪田の改築工事を急ぐよう兎丸に命じる。だが、事故でけが人が出ることを危惧した兎丸は性急な工事に反対し、清盛に対し、かつての志を忘れ、自らの利に走っていると責める。ある晩、清盛と決裂し、酒に溺れていた兎丸の元に、時忠(森田)の放った禿が姿を見せて…という展開だった。

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2012年10月9日のニュース