金子哲雄さん告別式 妻は気丈に「東京タワーを見たら思い出してやって」

[ 2012年10月6日 07:43 ]

約200人に見送られての出棺する流通ジャーナリスト・金子哲雄氏の棺を乗せた車

 2日に肺カルチノイドで亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さん(享年41)の葬儀・告別式が5日、東京・港区の心光院で営まれた。

 タレントの松本明子(46)や、お笑いコンビのサンドウィッチマンら約200人が参列した。

 棺には喪主で妻の稚子(わかこ)さん(45)と数年前に長崎を旅行した際に撮影したツーショット写真と、金子さんの好物だったというセブン―イレブンのメロンパンなどが納められた。

 父親の幸雄さん(73)はあいさつで「学生時代から忙しい男で、1日が24時間では足りないという生活をしておりました。なので、人の年齢にしたら80歳まで生きたのと同じくらいの記憶を私たちに残してくれた」。

 稚子さんも「東京タワーを見たら金子を思い出してやってください」と気丈に話した。

 戒名は慈雲院殿應救哲心居士(じうんいんでんおうきゅうてっしんこじ)。

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2012年10月6日のニュース