水野&伊原“悪人コンビ”で主演!過酷ジャングルロケも

[ 2012年10月6日 06:00 ]

WOWOWドラマ「天の方舟」でフィリピンのジャングルでロケを行った水野美紀と伊原剛志

 女優の水野美紀(38)と俳優の伊原剛志(48)が悪人コンビ役でドラマ主演する。WOWOWで12月9日にスタートする「天の方舟」(日曜後10・00)で、2人は日本の政府開発援助(ODA)をめぐる不正に手を染める役どころ。水野はNHK「ドリーム~90日で1億円~」以来8年ぶり、伊原は初のドラマ主演となる。

 9月には、舞台の一つとなるフィリピンのジャングル奥地でロケを敢行。マニラから車で約4時間かかるパグサンハンという村で、暑さやスコールに悩まされ、マラリアへの感染も心配される中で撮影。サバイバル体験した水野は「かなり過酷なロケでした。特に便座のない便器だけのトイレには苦労しました」と苦笑いし「おかげでスタッフ、キャスト一丸となることができた」と強調。伊原も「こういう秘境に来ると役に入り込みやすい。ドラマもいい絵が撮れるだろうし、スケール感が広がる」と手応えを語った。

 ドラマは服部真澄さんの同名小説が原作。貧乏からの脱出を目指してODAの世界に飛び込んだ開発コンサルタント会社社員(水野)と、建設会社幹部(伊原)が手を組んで、裏金や賄賂を使い発展途上国の政府高官らと癒着。2人が男と女として引かれ合いながら、ODA利権をむさぼる姿が描かれる。フジテレビ「ラブ ジェネレーション」などで知られる浅野妙子さんが脚本を手掛けた。

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2012年10月6日のニュース