寿BAND「聴けばハマる」“和ポップス”

[ 2012年9月30日 08:00 ]

スポニチ東京本社を訪れた寿BAND

 津軽三味線奏者の佐藤通芳(26)を中心とした“和洋折衷”の異色ユニット「寿BAND」がこのほど、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、2作目となるCD(11月下旬リリース予定)や出演が予定されているライブに向けて意気込みを語った。

 「寿BAND」は、津軽三味線&ボーカルの佐藤と尺八の白鳥良章(32)、ギターの黒澤拓真(18)、ベースの大澤伸広(18)、ドラムの一柳健司(27)、サックスの今村麻美(24)、キーボードのきゃしー(17)の7人編成。2005年の結成後、一時は15人の大所帯となったが、紆余曲折を経て半年前から現在の編成となった。

 メンバーは2009年の津軽三味線全国大会IN神戸で優勝した実績を持つ佐藤をはじめ、それぞれが高い音楽性を持ち、伝統的な和楽器と現代的な洋楽器を融合させた斬新な音楽を制作。ライブではエンターテインメント性に富んだパフォーマンスでも注目を集めている。

 楽曲は“聴き易さ”を重視した「和ポップ」が中心で、佐藤を出した“タネ”にメンバーが肉付けしていく形で曲を作り、歌詞をのせていく。現在、制作中のCDには3~6曲を収録する予定で「詰めの段階まできている」(佐藤)という。佐藤は「一度、聴いてもらえたらハマると思います」と自信たっぷりにPRした。

 30日夜に東京・浅草KURAWOODで、11月8日には渋谷のライブハウス「CHELSEA HOTEL」でライブを行うほか、10月27、28日には千葉・成田市での「御利生祭 成田弦まつり」にも出演予定と、活動のフィールドを広げている。

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