島田紳助さんが勝訴 フライデー記事で330万円賠償命令

[ 2012年9月26日 19:16 ]

 暴力団との関係をめぐる写真週刊誌フライデーの記事で名誉を傷つけられたとして、元タレントの島田紳助さんが発行元の講談社側に5500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、330万円の支払いを命じた。謝罪広告掲載の請求は退けた。

 問題となったのは、島田さんが芸能界引退を発表した後に発行された昨年9月16日号の「追及第2弾!『警察が注目する不動産トラブル』」などと題された記事。

 吉田徹裁判長は、記事について「島田さんが暴力団を利用して不動産取引をし、見返りに資金を提供するなど互恵的で密接な関係があるとの印象を与える」と指摘。「島田さんが自ら認めていた暴力団員との交際の事実とは相当に異質で、島田さんの社会的評価を著しく毀損した」と認定した。

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2012年9月26日のニュース