「八重の桜」クランクイン…綾瀬はるか「被災地の力に」

[ 2012年9月14日 06:00 ]

来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」クランクイン会見に出席した(左から)玉山鉄二、長谷川博己、綾瀬はるか、西島秀俊

 綾瀬はるか(27)が主演する来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」のクランクイン会見が13日、ドラマの舞台である福島県会津若松市の鶴ケ城で行われた。

 会津藩士の家に生まれ、戊辰(ぼしん)戦争では銃を持って戦い、幕末のジャンヌダルクと呼ばれた新島八重役。ドラマ衣装の質素な着物で登場し「激動の時代に苦しいことやつらいことを乗り越え、前を見て歩こうとした八重の生涯を見てもらうことで(東日本大震災の)被災地の力になれたら」と意気込みを述べた。

 9日から会津地方で撮影がスタート。セリフに登場する「ありがとなし(ありがとう)」「ごめんなんしょ(ごめんなさい)」などの会津弁を収録の合間も使うよう心掛けていることや、なぎなたの練習を「部活のように」楽しんでいるといったエピソードを披露した。

 会見には、八重の兄役の西島秀俊(41)、最初の夫役の長谷川博己(35)、幼なじみ役の玉山鉄二(32)も出席した。

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