山本太郎 実姉の有罪判決にキッパリ「疎遠になることはない」

[ 2012年9月10日 18:53 ]

映画「わが母の記」ブルーレイ&DVD発売記念会見で、樹木希林(左)にタジタジの山本太郎

 俳優の山本太郎(37)が10日、都内で行われた映画「わが母の記」ブルーレイ&DVD発売記念会見に、女優の樹木希林(69)と出席した。

 「映画には1秒も出ていない」という山本だが、樹木のご指名での登場となった。樹木は、脱原発活動に取り組む山本を「太郎さんみたいな生真面目な人生はいいな」と評価。最近、同じドラマに出演したことも縁となり「映画の感想を聞いてみたい」と山本を大阪から呼び寄せた。山本も「いまや犯罪者扱いされている僕を引きずり出してくれて光栄です」と感謝した。

 作品は作家、井上靖氏の自伝的小説の映画化で、家族の絆がテーマとなっている。ミュージシャンの内田裕也(72)を夫に持つ樹木が「離婚はすごいエネルギーがいる、そのことで成長する」と持論を展開すると、5月に結婚した山本は「まだ入籍したばかり」とタジタジ。婚姻届も全て勝手に書いて提出したという樹木のエピソードに目を丸くした。

 質疑応答では、話題に事欠かない2人に質問が集中。山本は実姉(48)が今月4日に大麻取締法違反(所持)の罪で有罪判決を受けたことについて聞かれると、「姉は姉なので疎遠になることはない」とキッパリ。事件については初耳だったという樹木も「お姉さんの方も(山本の事情を)分かってくれるといいですね」と話した。

 また、ツイッターに投稿した海外移住計画については「日本が住めなくなるという最悪の事態も想定」と国内の原発の稼働状況を心配する考えからと説明した。

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2012年9月10日のニュース