日活100周年で記念式典 俳優の手型でモニュメント

[ 2012年9月10日 18:43 ]

日活創立100周年を記念した手型モニュメントの除幕式で、ポーズをとる(左から)佐藤直樹社長、松原智恵子、宍戸錠、和泉雅子、浜田光夫

 映画会社の日活は10日、創立100周年を迎えたのを記念して、日活映画の歴史をけん引した俳優や監督64人の手型で作ったモニュメントの除幕式を、東京都調布市の日活調布撮影所で行った。

 式典には宍戸錠(78)や浜田光夫(68)らが出席。松原智恵子(67)は「これからもどんどん映画を作って200年、300年も迎えられるよう願っています」とあいさつした。

 モニュメントには、鈴木清順監督(89)や吉永小百合(67)らの手型が並び、複製された故石原裕次郎さんのものも。今後、調布市の京王飛田給駅に設置し一般公開する予定。

 同社は1912(大正元)年9月10日に「日本活動写真」として創立。映画黄金期に石原さんや宍戸らよるアクション映画や、浜田と吉永のコンビに代表される純愛映画で人気を博し、70年代には「日活ロマンポルノ」と銘打った作品を多数製作した。

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2012年9月10日のニュース