「西成へいらっしゃ~い」文枝“三枝誕生の地”でPR大使就任

[ 2012年9月10日 12:41 ]

大阪市西成区のPR大使に就任し、ポーズをとる上方落語協会会長の桂文枝。右は臣永正広区長

 上方落語協会会長の桂文枝(69)が10日、橋下徹大阪市長が地域活性化に力を入れる大阪市西成区で、PR大使に就いた。就任式で早速「人情味あふれる街です。どうか西成へ“いらっしゃ~い”」とおなじみのギャグでアピールした。

 文枝は1960年代半ば、入門した先代桂文枝さんの西成区の自宅に住み込み、桂三枝として落語家生活を始めた。「師匠に頼まれ、すててこ姿でうどんを買いに行っても誰もとがめなかった」とおおらかな土地柄の思い出を語った。

 西成区は、生活保護世帯が多いなど行政課題が山積。臣永正広区長は「文枝さんが公演で西成の魅力を語ってくれれば、イメージアップができる」と期待を込めた。

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2012年9月10日のニュース