テレ朝 好調維持で10月改編は控えめ

[ 2012年9月5日 18:20 ]

 テレビ朝日は5日、10月期番組改編説明会を東京・六本木の同局で行った。

 同局は全日(7・6%)、ゴールデン(11・8%)で2位、プライムタイムでは12・2%でトップを維持するなど、好調をキープしていることもあり、全日5・19%、ゴールデン12・86%、プライム10・18%と低い改編率に留まった。

 そんな中、10月スタートの新ドラマが続々発表された。注目は大人気刑事ドラマシリーズ「相棒」の最新シリーズ「相棒Eleven」(水曜後9・00)がスタート。水谷豊(60)演じる主人公・杉下右京の“相棒”が、前シリーズで2代目の及川光博(42)が3月21日放送の「season10」最終回で番組を卒業し、今作から“新相棒”として成宮寛貴(29)が加わる。

 同局の西編成部長は「前シリーズの最終回も20・5%を獲得し、シリーズへの期待感も予想される。今回は相棒のスケール感を大きく展開して、新しい相棒シリーズを作りたい」と期待を寄せた。

 木曜午後9時は米倉涼子(37)主演の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」。同枠で「ナサケの女」「交渉人」「黒革の手帖」でヒットを飛ばした米倉が、特定の病院や大学医局に属さず、非常勤で業務をこなすフリーランスの女医・未知子を演じる。未知子の破天荒な活躍を通じて、医師の品格を問う異色の医療ドラマとなっている。

 木曜午後8時の枠は、真矢みき(48)が連続ドラマ初主演を務める刑事ドラマが登場。京都のあらゆる道を知り尽くしている府警捜査1課のベテラン女性刑事・橘珠子が自ら克明に描いた捜査地図をもとに頭脳と足をフル回転させて難事件を解決に導く。

 金曜午後11時15分からの枠は高橋克典(47)主演の「匿名探偵」。これまで「サラリーマン金太郎」「特命係長・只野仁」で主演を務めた高橋が同枠に復帰。高橋が女にだけはなぜか弱いハードボイルドな探偵を演じ、新境地に挑む。このほか、「土曜ワイド劇場」の枠を15分拡大することなども発表された。

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2012年9月5日のニュース