テレ朝　スギちゃん事故あらためて謝罪「どこまで許容範囲か考える」

テレビ朝日のバラエティー番組の収録中に全治３カ月の重傷を負ったスギちゃん

　テレビ朝日は５日、１０月期番組改編説明会を東京・六本木の同局で行い、お笑い芸人のスギちゃん（３９）が１日未明に同局のバラエティー番組の収録中に全治３カ月の重傷を負った問題で、謝罪した。

　説明会の冒頭、平城編成制作局長は「番組収録に関しては、細心の注意を払っておりましたが、結果として杉山英司さん（本名）がケガを負われるという事態になってしまいました。大勢の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫びするとともに、１日も早い回復を祈っております」と事故をあらためて謝罪した。

　今回の事故に関しては「いろいろな安全対策を経て、シミュレーションをやって行った企画だったので、想定しない事故だった」と前置きしたうえで、今後の再発防止策などに関しては「今後のことは今、考えている段階。なぜこのような事故が起きてしまったかを検証している。芸人さんの体を張る企画もどこまでがテレビの許容範囲かを検討していく」と話した。

　スギちゃんは番組冒頭「スギちゃんの座をねらえ！！“ワイルドだぜぇ！！”選手権」という企画で、高さ１０メートルからプールに飛び込み、胸椎を骨折、全治３カ月の重傷を負っていた。