国民的美少女コンテスト 10年ぶりWグランプリ

[ 2012年8月22日 06:00 ]

第13回国民的美少女コンテストグランプリに選ばれ笑顔で腕を組んで手を振る小沢奈々花さん(左)と吉本実憂さん

 米倉涼子(37)、上戸彩(26)、武井咲(18)らを輩出した全日本国民的美少女コンテストの第13回大会が21日、都内で行われ、福岡県の高校1年、吉本実憂さん(15)と、新潟県の中学1年、小澤奈々花さん(13)がグランプリを獲得した。コンテスト開催は3年ぶり。グランプリの複数受賞は10年ぶりとなった。

 グランプリ受賞者の名前が呼ばれた瞬間、2人の少女はともに両手で顔を押さえながら歓喜に浸った。応募総数10万2564人の頂点。吉本さんが「まだ実感はわかないけど、これからも頑張っていきたい」と声を震わせ、小澤さんは「うれしい。夢に向かって頑張りたい」と目を潤ませた。

 この日は、最終審査に残った21人が参加。歌唱審査や演技審査などが行われた。吉本さんは、倖田來未(29)の「WIND」、小澤さんは「いきものがかり」の「気まぐれロマンティック」を歌唱したほか、寸劇ではともに感情表現豊かに演じてみせて審査員にアピールした。

 会場には、第6回審査員特別賞の米倉、第7回同賞の上戸、第8回出場の剛力彩芽(19)、第11回モデル、マルチメディア部門賞の武井ら過去のコンテスト出場者が登場。米倉、上戸、武井によるトークショーも行われ、いずれもグランプリ受賞者ではないが、米倉は「ここまで来ただけで素晴らしい。みんな夢に向かって突き進んでほしい」とエールを送った。

 グランプリ受賞者は賞金200万円のほか、米倉や上戸らと同じオスカー・プロモーションに所属し、女優、モデルデビューに向けてのレッスンを積むことになる。賞金の使い道について、吉本さんは「携帯を買い替えたい」、小澤さんは「貯金して、あとは母に。大切に使います」。将来については、吉本さんが「武井さん、剛力さん、上戸さんみたいに、どんな役でも演じられる女優さんになりたい」、小澤さんは「ヨンアさんのようなモデルになりたい。女優にも興味があります」と目を輝かせた。

 ◆吉本 実憂(よしもと・みゆ)1996年(平8)12月28日、福岡県北九州市生まれ。趣味は、ダンスなど体を動かすこと。特技は小倉祇園太鼓を叩くこと。好きな食べ物はブドウ。2人姉妹の次女。1メートル60。血液型AB。

 ◆小澤 奈々花(おざわ・ななか)1999年(平11)5月27日、新潟県新潟市生まれ。趣味は読書、体を動かすこと。特技はチアダンス。好きな食べ物はグレープフルーツ、フルーツパフェ。1メートル60。血液型AB。

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