榮倉奈々がダークヒロイン 「黒の女教師」12・9%スタート

[ 2012年7月23日 10:42 ]

TBSドラマ「黒の女教師」で主演する榮倉奈々

 20日にスタートした榮倉奈々(24)主演のTBS系連続ドラマ「黒の女教師」(金曜後10・00)の初回平均視聴率が12・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。初回は15分拡大で放送された。

 同局の「第1回 連ドラシナリオ大賞」の佳作に入ったシナリオのドラマ化。都立高で進路指導を担当する生物教師・夕子(榮倉)、古典教師・すみれ(市川実日子・34)、美術教師・彩(小林聡美・47)の3人は一見普通の教師だが、実は真夜中に法外な金を要求しながら、手段を選ばず、学校内にまん延するさまざなな難問を解決していく黒の女教師。毒を以って毒を制するという彼女たちの問題解決方法を通じて、人間の本質に迫る異色の学園ドラマ。

 主演の榮倉は初の教師役で、ダークヒロインを演じるのも初めて。ほかの出演者は、3人と対立する新人現国教師・遥を演じる木村文乃(24)、物語の舞台となる3年D組の生徒たちには、ジャニーズJr.の松村北斗(17)、千葉雄大(23)、大野いと(17)ら。

 初回、新人教師の遥(木村)は文武両道で知られる都立国文館高校3年D組の担任となる。教師の仕事に希望を抱いていた遥だったが、副担任の生物教師・夕子(榮倉)から生徒に深入りするなと忠告されてしまう。そんなある日、遥は3Dのリオ(竹富聖花・17)が大学生の恋人・達也(早乙女太一・20)によって脱法ハーブの売買に加担させられていることを知る。遥が夕子に助けを求めると、見返りに初任給全額を要求されてしまう。夕子とすみれ(市川)、彩(小林)の3人は高額の金銭と引き換えに問題を解決するという裏の顔を持っていて…という展開だった。

 前クール(4~6月)の同枠ドラマ「もう一度君に、プロポーズ」(竹野内豊主演)の初回は8・8%だった。

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2012年7月23日のニュース