「フィンガー５」今は全員５０代　晃はソロで活動、妙子は主婦

　７０年代に「学園天国」「個人授業」などのヒット曲を連発した沖縄出身の兄妹グループ「フィンガー５」の幻の初ライブ映像が見つかった。前身の「ベイビー・ブラザーズ」時代に、神奈川県の三浦海岸で兄妹５人全員が楽器を持って演奏している未公開映像。デビュー４０周年記念盤「Ｂｅｓｔ＆Ｎｏｎｓｔｏｐ　Ｆｉｎｇｅｒ５」（２５日発売）に収録される

　デビュー当時は全員１０代だった「フィンガー５」の玉元兄妹も今は５０代。長男の一夫（５７）は沖縄で貿易業を営んでおり、次男の光男（５５）は東京のホテルニューオータニの美容部長。三男の正男は、東京・町屋で沖縄料理店を経営しながら「にぃにぃバンド」の三線（さんしん）＆ボーカリストとして活動中。晃は４１歳から音楽活動を再開し、ソロアーティストとして活躍中。妙子（５０）は主婦で東京在住だ。

　兄妹の初ライブの映像を保管していた正男は「当時のファンの皆さまや僕らを知らない若い人たちに、フィンガー５の魅力をあらためて感じてもらえたらうれしいです」と話している。