桑名正博 重体 元妻のアン・ルイス「お祈りをしておくから」

[ 2012年7月16日 06:52 ]

桑名正博の回復を祈る前妻のアン・ルイス

 1979年のヒット曲「セクシャル・バイオレットNo・1」などで知られる歌手の桑名正博(58)が脳幹出血のため、意識不明の重体であることが15日分かった。

 桑名は13日に香川県の「リゾートホテルオリビアン小豆島」で妹の晴子(56)とアコースティックライブを開くため、12日に東京から移動。ライブでは、予定の9曲を上回る曲数を演奏。14日にフェリーで小豆島を出て、母と晴子の住む兵庫県西宮市内の自宅に立ち寄った後、大阪市内の自宅に帰宅した。

 その際、桑名は周囲に「頭が痛い」と漏らし、午前4時ごろにスタッフと「ライブのDVDを見ようか」と話していたところ、突然倒れた。桑名は長野県・軽井沢と地元・大阪に住居があり、このとき妻の栄子さんは軽井沢の自宅にいた。一報を受け、東京にいたマネジャーと共に病院に駆けつけた。元妻のアン・ルイス(56)は現在、米・ロサンゼルスに住んでおり、美勇士は「連絡したら驚いて“お祈りをしておくから、代わりに話しかけてあげて”と言っていた」と話した。

 ▽脳幹出血 高血圧などが原因で、脳の血管に負担がかかることにより破れて出血する病気の一種。頭痛やめまい、吐き気などの症状を伴うことが多い。脳幹とは中枢神経系を構成する器官で、呼吸をつかさどる部分でもあるため、発作後、数分で呼吸が停止する場合がある。

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