三枝が「船乗り込み」 にぎやかに襲名あいさつ

[ 2012年7月14日 18:59 ]

大阪・道頓堀の「船乗り込み」で、川沿いの人たちに手を振る「桂文枝」の六代目を襲名する桂三枝

 16日に上方落語の大名跡「桂文枝」の六代目を襲名する桂三枝(68)が14日、大阪市中心部の道頓堀周辺で「船乗り込み」を催し、おはやしがにぎやかに響く中、川沿いを歩く人らに襲名のあいさつをした。

 浴衣姿の三枝は、月亭八方や弟弟子の桂きん枝らと船に乗り、繁華街を流れる川を進んだ。手を振るファンに笑顔で応え、橋の上から差し出されたご祝儀の酒瓶を受け取る一幕も。

 人通りの多い「戎橋」付近に到着した三枝は、船上から「これまで三枝を応援していただき、ありがとうございました。明後日からは文枝をよろしくお願いします」と呼び掛けた。

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2012年7月14日のニュース