ゆきりんソロデビュー!!初ソロライブでは9変化魅せた

[ 2012年7月14日 06:00 ]

初のソロライブで熱唱するAKB48の柏木由紀

 AKB48の柏木由紀(20)が13日夜、東京・中野サンプラザで、初めてのソロライブを行った。4月に発売した2冊目の写真集「ゆ、ゆ、ゆきりん…」の購入者特典として抽選で2000人を招待。サプライズとして、AKBのメンバーで6人目のソロデビューが決定したことがステージ上で発表され、柏木は「きょうは本当に感無量」と喜びに浸った。

 サプライズはアンコールで起きた。同じ事務所の「ネプチューン」名倉潤(43)がステージに駆けつけ、総合プロデューサー・秋元康氏(56)が直前に「Google+」に書き込んだものを読み上げる形で発表。「柏木由紀をソロデビューさせます」。時期や曲目など詳細は未定だが、会場のファンからは大きな「ゆきりん」コールが起きた。

 柏木は驚いた表情を浮かべ、しばらく絶句。「人はびっくりとうれしさが一緒に来ると、何を話していいか分からなくなる」と話した上で「ファンの皆さんと(ソロデビュー決定を)聞くことができて凄くうれしい」と喜びを表した。

 初のソロライブは「歌手・柏木由紀」の力量をあらためて印象づけるものだった。

 最初のMCでは会場を見回し、「うちわもタオルもボードも全部“ゆきりん”で、うれしくてしようがない」と満面の笑み。「きょうは私のやりたいことをかなえるコンサートです。今後、伝説として語り継がれるコンサートにしたい」と宣言した。

 計17曲のセットリストは自らの意見を全面的に反映させた。AKBのシングル「BINGO!」「フライングゲット」を1人で熱唱。大好きな松浦亜弥(26)の「桃色片想い」やプッチモニの「ちょこっとLOVE」のほか、アイドルとして大先輩・松田聖子(50)の「渚のバルコニー」や男性バンド・スピッツの「空も飛べるはず」を披露。フレンチ・キスの「世界の涙」ではピアノの生演奏にも挑んだ。アンコールではフレンチ・キスの高城亜樹(20)、倉持明日香(22)を呼び込んで会場を盛り上げた。

 念願の初ソロライブを成功させ、ソロデビューも決定。最後のMCではしみじみと「本当に夢はかなうんだと実感しました。次はセカンド・ソロライブで、きょう来てくれた皆さん全員とお会いしたい」と話し、深々と頭を下げた。

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