亀梨和也 フライングの原動力は「かっこつけマンなんで」

[ 2012年6月29日 14:37 ]

 男性アイドルグループ「KAT―TUN」の亀梨和也(26)が座長を務める舞台「DREAM BOYS」(9月3日~29日、帝国劇場)製作発表会見が29日、東京・千代田区の同劇場で行われた。

 フライングはジャニーズの“伝統芸”だが、亀梨は昨年の同公演で高さ5メートルの足場を飛び降りて回転して戻る中国雑技団直伝の“大回転フライング”を披露し、話題を呼んだ。雑技団員でも習得に4カ月はかかるという大技を、わずか20日間ほどでマスター。ド派手な空中パフォーマンスへの挑戦は「自分に負荷をかけるという意識はなくて、かっこつけマンなんで“これやったらかっこいい”ってことをやってるときは努力とは思わない。だた理想に近づけるだけ」と話した。

 共演の「Hey!Say!JUMP」八乙女光(21)、「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太(22)、千賀健永(21)、宮田俊哉(23)らは羨望のまなざし。「年々パワーアップして見とれてしまうくらいすごいフライング。亀梨君は歩いてる時より空飛んでる時の方が楽なのかな?」と宮田が言えば、千賀は「亀梨君のフライングがかっこよくて、今回僕も挑戦できたらな」と漏らし、「やればいいじゃん」と亀梨から後押しされる一幕も。「そう思われるように自分もやってる。あいつだせえなぁって思われたくないんで」と後輩の目もモチベーションになっているようだ。

 少年の夢と挫折、友情をアクロバットやボクシング、フライングを交えて描く、ジャニー喜多川氏作・構成・演出の舞台。04年に滝沢秀明(30)主演で初演以来、看板演目としてジャニーズ事務所の人気メンバーに受け継がれている。04年から出演してきた亀梨がジャニーズ最年長になり、後輩をけん引する座長の立場に。グループは異なるが、幼いころから成長を見てきた後輩たちの魅力を引き出すことも役目だと自負する。「同じ目線で意見をぶつけ合えるっていうのは楽しみ。全員が持ってるそれぞれの必殺技をぶつけ合いたい。いろんな部分を引き出していきたい」と意気込んだ。

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2012年6月29日のニュース