NHK大河ドラマ「平清盛」 関東で最低の10・1%

[ 2012年6月25日 11:35 ]

 松山ケンイチ(27)主演の2012年NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の第25話が24日に放送され、平均視聴率が10・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

 NHKによると、関東地区では記録が集計されている1989年以降で、過去最低の「花の乱」の94年8月14日放送分と並んだ。関西では11・3%だった。

 大河50周年の記念作となる本作は王家、貴族、武士が覇権を争っていた混迷の平安時代末期を舞台に、松山演じる平清盛(1118~1181年)の生涯を中心に壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を源氏の視点で描くもの。脚本はNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」(07年放送)などを手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル。

 関西地区では6月3日にサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選・日本―オマーン戦がテレビ朝日で中継された影響で、9・2%を記録。

 関東、名古屋と並んで調査対象世帯が多い関西で、大河ドラマの視聴率が1ケタとなるのは極めて異例。NHK広報部によると、1994年1月以降では初めてだつた。

続きを表示

2012年6月25日のニュース