西川のりお　後輩・河本に苦言「道義上の問題。反省しろ」

河村たかし名古屋市長（右）と激論を展開した西川のりお

　お笑いタレントの西川のりお（６１）が政治を語る自著「橋下徹はなぜ大阪で独裁政治ができるのか？」を発売した２日、京都・よしもと祇園花月で、河村たかし名古屋市長（６３）とのトークイベントを開いた。

　昨年６月までＢＳ放送の番組「人間政治家に迫る」などで１００人以上の政治家と対談してきた政治通。「小沢一郎氏や橋下大阪市長とタッグを組んで国政に戻る気は？」と河村氏にも鋭くつっこみ、「どうか分からんけどね…」とタジタジにさせた。

　会見では、母親の生活保護受給を認めた吉本興業の後輩・河本について「道義上の問題。本人も認めてるし擁護したらあかん。会ったら反省しろ、と言います」と苦言。「後の生きさまをみるしかない。心を入れ替えて」と激励した。

　また、橋下氏については「国政に出たら、クセが悪いプロの官僚を相手にどこまでできるのか。今の歯切れの良さは消えるかも」と予想。自身の政界進出には「選挙はそんなに甘くない」と否定したが、「選挙のない副知事にはなりたい。松井一郎さん、大阪府の副知事にして」とラブコールを送っていた。