朗読座の第1回公演 紺野美沙子「日本の作品大切に」

[ 2012年6月1日 06:00 ]

「日本の面影」の会見に出席した草刈正雄と紺野美沙子

 女優紺野美沙子(51)が主宰する朗読座の第1回演劇公演「日本の面影」(7月12~25日、東京・俳優座劇場)の記者会見が31日、都内で行われた。

 「日本…」は、明治時代に、近代化で姿を消していく日本の良きものを惜しんだ小泉八雲と妻セツを主人公にした物語で、脚本は山田太一氏(77)。セツ役の紺野は「日本の作家の方が書かれた作品で、家族そろって楽しめるものの上演が少なくなっている気がしているので、日本の作品を大切にしていきたい」。

 小泉役の草刈正雄(59)は「台本をボロボロになるまで読み、読むたびに震えて涙した。人生最高の作品です」と話した。

続きを表示

2012年6月1日のニュース