山ちゃん 応援で中国入りも試合見られず しずちゃん“吉兆”に大喜び

[ 2012年5月14日 08:08 ]

練習を終え、試合を観戦するしずちゃんと梅津トレーナー

アマチュアボクシング女子世界選手権第3日

(5月13日 中国・秦皇島オリンピックセンター体育館)
 アマチュアボクシングでロンドン五輪出場を目指す南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(33=よしもとクリエイティブエージェンシー)は14日、女子世界選手権の初戦となる2回戦でシャフノザ・ニザモア(24=ウズベキスタン)と対戦する。

 13日は約1時間半、体を動かし「左を意識しながら、うまくやれた」と順調な調整ぶりをうかがわせた。

 援軍もやってきた。相方の山ちゃんこと山里亮太(35)が12日に中国入り。同日夜に会って激励を受けた。山ちゃんは仕事があるため1泊2日の強行日程。試合を観戦することはできないが、「僕が見られないと、良い結果が出るデータがある、としずちゃんは喜んでいた」とこれも“吉兆”となりそうだ。

 両親も駆けつけた。母・由美子さんは北海道への新婚旅行以来30数年ぶり2度目という飛行機に「決死の覚悟で来ました」。父・正英さんは「途中で挫折せんと最後まで来た。それだけでも素晴らしいこと」とここまでの頑張りを称えた。

 中国入り前には梅津トレーナーと親交があるボクシング漫画「あしたのジョー」の原作者ちばてつやさんの自宅を訪れ、「しずちゃん完全燃焼だ」とメッセージが書かれた主人公・矢吹丈のイラスト入り色紙をプレゼントされた。多くの人の後押しを受けて、運命のリングに上がる。

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