片岡仁左衛門ら 被災地で初めての歌舞伎公演

[ 2012年4月26日 06:00 ]

 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(68)らが出演するチャリティー歌舞伎公演が25日、宮城県名取市で開かれ、無料で招待された約1300人の市民が舞踊とユーモラスな演目を楽しんだ。主催の国立劇場(東京)によると、東日本大震災後、被災地での歌舞伎公演は初めてという。

 会場は、震災で大きな被害を受け、今年3月から使用を再開したばかりの名取市文化会館。公演後、仁左衛門は「とにかくお役に立ちたかった。役者は芝居を見ていただくのが一番の使命。(客席の)反響が後押ししてくれた」と話した。

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2012年4月26日のニュース