小林幸子 「いいとも」出演、本番直前鶴瓶の楽屋で泣いた…

[ 2012年4月20日 06:00 ]

テレビ出演を終え迎えの車に乗り込む小林幸子

 事務所社長らの解任騒動の渦中にある演歌歌手小林幸子(58)が19日、フジテレビのバラエティー番組「笑っていいとも!」に生出演した。

 騒動の端緒に夫の事務所経営への関与が指摘され、だんまりを決め込む中、皮肉にも「夫」がテーマのクイズコーナーのゲストに。あまりのタイミングの悪さに出番前、笑福亭鶴瓶(60)の楽屋で泣いたという。

 小林は番組冒頭の「主婦の夫に対する不満」コーナーに登場。番組が主婦100人を対象に調査した回答上位を出演者が当てていくコーナーだ。一連の騒動に医療関連会社社長の夫林明男氏(50)の関与が指摘されるだけに、小林の発言に注目が集まった。

 金色のタートルネックのセーターに黒いパンツ姿。“時の人”の登場に客席からどよめきに似た歓声があがる中、「本当にお騒がせして、ファンの皆さまにご心配をかけて、本当に申し訳ありません」と頭を下げた。

 親交の深い鶴瓶から「いらんこと言わんでな」と“助言”されると、安心したように「じゃあ、何も話しません」と笑顔。同コーナーでは夫に不満を抱える妻を演じ、タモリ(66)や鶴瓶ら男性出演者の回答の正誤を判定しただけで、番組終了まで夫や騒動に関する話題には一切触れなかった。

 また、同コーナーでは夫への不満の6位だった「いちいち口を出してくる」を回答例として示してから小林が登場。その後、ベスト5を順次紹介。林氏が事務所の経営に口を出したことが騒動の端緒とされるだけに、番組側が配慮して順序を変えたとみられる。

 鶴瓶は番組中、「前から出演が決まっていたのに、ぴったりすぎる。このコーナーには出たくないと思うわ」と小林の胸中を代弁。小林が本番前、自身の楽屋に来て「こういうコーナーになってしまった」と泣いたことも明かした。さらに本人に「これ(同コーナーの回答)は幸子さんの夫への不満じゃないんですよ」と説明する配慮をみせたが、ここまでは“余計なおせっかい”だったようで、小林はこわばった笑みを浮かべた。

 小林は出演後、取材陣に声をかけられたが無言のまま会場を後にした。

 ▽小林の出演目的 同局系のドラマ「七人の敵がいる!~ママたちのPTA奮闘記~」(月~金曜後1・30)の宣伝のため。番組の最後にパネルを持ってPRした。同ドラマで小林は厳格なPTA役

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