綾瀬はるか主演の13年大河ドラマ “準主役”に西島秀俊

[ 2012年4月12日 06:39 ]

来年のNHK大河ドラマで綾瀬はるかの兄役を演じることが決まった西島秀俊

 女優の綾瀬はるか(27)が主演する来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で、俳優の西島秀俊(41)が準主役となる主人公の兄を演じることが11日、分かった。

 芸術性の高い独立系映画を中心に活躍し、人気者となった実力派イケメン俳優が大役をどう演じるか注目が集まる。

 同作は同志社大を創立した新島襄の妻八重の生涯を描く物語。八重の出身地で東日本大震災の被災地となった福島県が舞台で、被災地の復興と活力ある日本への思いを込めた作品となる。

 西島が演じる八重の兄、山本覚馬は会津藩の武士。鳥羽伏見の戦いで敗れた後、薩摩藩にとらわれ、戦乱の影響で失明。足にも障害を負いながら、維新後、その才能を買われ京都府顧問に採用される。新島と八重を出会わせたキューピッドであり、同志社創立にも尽力したことで知られる。新島の死後は同志社の臨時総長を務めた。

 新島は八重と出会った後、20年足らずで亡くなっており、ドラマでは覚馬が八重の生涯を見守り、支えた人物として描かれる。同局関係者は「挫折の連続の中から、真価を発揮して活路を開いていく役どころ。西島さんの理知的なルックスと仕事へのひたむきな姿勢がイメージにピッタリ重なった」と話している。

 新島役は現在調整中。西島は97年の「毛利元就」に続く2度目の大河出演となる。

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2012年4月12日のニュース