親バカ?三田村邦彦 三男主演で監督挑戦アピール「問題はお金」

[ 2012年3月31日 16:52 ]

映画「アノソラノアオ」初日舞台あいさつに登場した(左から)ナシモトタオ監督、三田村邦彦、中山麻聖、相沢まき

 映画「アノソラノアオ」(監督ナシモトタオ、31日より全国順次公開)の初日舞台あいさつが31日、東京・渋谷で行われ、俳優の三田村邦彦(58)と三男の中山麻聖(23)、相沢まき(31)らが登場した。

 新潟県で実際に起きた自然災害を物語の背景に据え、監督ら新潟出身・在住のスタッフ、キャストが地元の全面協力を得て完成させた青春人間ドラマ。三田村にとって故郷・新潟でのロケは意外にもこれが初めてで、念願だったと喜んだ。

 作品では食用菊を食べるシーンが印象的だが、「菊って食べられるんですか?」と東京出身の記者が質問すると「嫌だなー田舎者をバカにして。ものすごいおいしいんですよ」と三田村。「それだけでご飯3杯食べられます」と息子の中山も補足した。同郷で新潟大使を務める相沢は「新潟ってお米、お酒がおいしいけど、アピールベタな県。新潟を全国に発信できるチャンス」とPRした。

 親子役での父子共演は遠慮がなく、演じやすかったという2人。三田村は撮影中に「素が出たら、麻聖が出たらどうしようと思った」が、互いに役柄に入り込んでいたため、素の親子の顔を出さずに演じ切ったという。普段、息子を叩くことはないが、作品では5回撮り直して何度もバシバシ叩いたことを振り返り「あれは実の息子でよかったですね」と笑顔を見せた。

 「今後、親子共演は?」との質問に、三田村は「いいネタ持ってるんですよ。監督をやらせていただきたい!」と飛びついた。「親バカですよね、(麻聖が)何気ない顔してるところがあって(撮りたくなった)。問題はお金で…」としっかりアピールしていた。

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