吉本が香港で衛星放送 日本の番組を放映へ

[ 2012年3月25日 18:44 ]

 吉本興業は25日、アジアを中心に約1500万世帯が視聴している衛星チャンネル「東風衛視」(本社・香港)と業務提携し、5月から同局を共同運営すると発表した。局の名称も「吉本東風衛視」と改める。

 当初は1日3時間ほど日本のバラエティー番組などを放送し、その枠を徐々に広げる方針。吉本の大崎洋社長は「日本のテレビ各局と相談しながら、こちらの地上波の番組を『吉本東風衛視』でも流したい」と話した。

 大崎社長と東風衛視の葛福鴻社長は同日、沖縄県宜野湾市で開催中の第4回沖縄国際映画祭の会場で記者会見。葛社長は「日本の番組制作は細やか。日本の経験を持ち込みたい」と話した。

 「東風衛視」は、音楽ライブやバラエティー番組などを制作、放送。吉本によると「アジア最大の衛星放送」という。

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2012年3月25日のニュース