スケバン刑事復活!?ナンノ、沖縄国際映画祭に登場

[ 2012年3月13日 06:00 ]

 吉本興業が中心となって開く、24日開幕の「第4回沖縄国際映画祭」の上映スケジュールや出演ゲストが12日、発表された。女優南野陽子(44)が自身の代表作「スケバン刑事」の上映後に登壇することも決定。撮影秘話や当時のエピソードなどを語る予定だが「セーラー服」や「ヨーヨー」といった“代名詞”をステージ上で披露する可能性もありそうだ。

 セーラー服姿で、武器はヨーヨー。土佐弁の「おまんら許さんぜよ」や「なめたらあかんぜよ」の決めゼリフとともに悪を裁く。1985年からテレビで放送され、主人公の女子高生・麻宮サキが一世を風靡(ふうび)した「スケバン刑事」が沖縄の地に登場する。

 同映画祭で26日に特別上映される「スケバン刑事」は、初代の斉藤由貴に続き南野が「2代目麻宮」を演じたテレビドラマシリーズ終了翌年の87年公開。ハイキングウォーキングら、シリーズの大ファンであるお笑い芸人が映像を見ながら思い入れを語る「オーディオコメンタリー形式」で公開され、南野は上映後にゲストで出演する。

 映画から約22年後の09年にはテレビドラマ「メイド刑事」にゲスト出演し、誘拐犯を追う中で、おなじみの決めゼリフと巧みなヨーヨーさばきを披露。「ヨーヨーを常に持ち、1日100回は練習していた」というドラマ撮影時から腕が衰えていないことも証明し“1日限りの復活”を果たした。

 「メイド刑事」出演時の衣装は和服だったが「できればセーラー服を着て…」とも希望を語っていた。「ヨーヨー」「決めゼリフ」「セーラー服」の“3本柱”のいずれかを披露して、ファンを喜ばせてくれる“サプライズ演出”に期待が高まりそうだ。

 映画は特命刑事としての役割を終えた2代目麻宮が、クーデターをたくらむ秘密組織の存在を知り、再び戦いの場に身を投じるストーリー。浅香唯が演じる「3代目」との共演でも話題を呼んだ。

 <アカデミー賞5冠監督も来る!>米アカデミー賞で作品賞など5冠に輝き、4月7日に国内公開を迎える「アーティスト」が26日に上映され、ミシェル・アザナヴィシウス監督(44)が舞台あいさつすることも決定した。監督は「暖かな楽園・沖縄で、ありったけの愛を込めた作品をご覧いただく。これほど幸せな体験があるだろうか」と来日を心待ちにしている様子。オスカー像を携えて登壇する予定で「皆さまの笑顔を見られる日を楽しみにしています」と来場を呼びかけた。

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2012年3月13日のニュース