女流陶芸家・阿山たか子さん 作品展売上全額を寄付へ

[ 2012年3月12日 06:00 ]

11日に開幕した「阿山たか子陶展」

東日本大震災から1年

 宮城県石巻市出身の女流陶芸家・阿山たか子さんの作品展「阿山たか子陶展」が11日、スポニチプラザ大阪で開幕した。阿山さんは1969年、結婚を機に関西へ。大阪・道頓堀で陶芸教室を開いてきた。ところが窯の老朽化もあり、今月いっぱいで活動を打ち切ることになった。

 「(作品展は)道頓堀近くで、3月11日に開幕することにこだわりました。石巻のために役立てたいと思います」と阿山さん。15歳で仙台へ引っ越すまでを過ごした故郷の惨状には、胸を痛めてきた。売上金の全額は石巻市へ寄付される。

 作品は「東北の厳しい風を表現した」(阿山さん)ものが多いという。幼少時は怖かったが、故郷を離れて月日がたった今は懐かしいと実感を込めて話す。20年来の交流がある落語家・笑福亭松枝(61)は「阿山さんの作品には、女性らしい中に荒々しさがあります」とアピールする。

 花器や食器など新作約80点を800円から2万7000円で販売。丹精を込めて仕上げた地蔵菩薩も地元小学校へ贈る。同展は17日(12時~18時、最終日は12~17時)まで。

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