加藤登紀子 反原発訴え「1つにならないと」

[ 2012年3月12日 06:00 ]

「東日本大震災 市民の集い」に参加した(左から)坂本龍一、加藤登紀子ら

東日本大震災から1年

 歌手の加藤登紀子(68)が、東京・日比谷公園で「東日本大震災 市民の集い」に参加した。福島県郡山市での反原発イベントを終えてからの出席で、再び反原発を訴えた。

 女優の松田美由紀(50)、ミュージシャンの坂本龍一(60)ら約30人と壇上に立ち「(活動を)バラバラにやっててもダメ。1つにならないと」と結束を強調。その後、参加者全員で「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」を合唱。坂本は「人類は核とは共存できないね」と話した。

 加藤は続けて追悼ライブも行い「パワー・トゥ・ザ・ピープル」など6曲を熱唱。原発問題の解決や復興に男女の協力は欠かせないとし「手を取り、抱き合って。キスしてる?」と呼び掛けた。

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2012年3月12日のニュース