山本太郎 反原発・核燃訴える「近くの人から変えていこう」

[ 2012年3月11日 17:55 ]

 原子力関連施設が集中立地する青森県で11日、反原発・反核燃料サイクルを訴える集会が開かれ、「脱原発」の活動を続けている俳優山本太郎(37)らが参加した。

 山本は青森市のホールに集まった約1700人を前に「立地県で声を上げるのは難しいが、近くの人から変えていこう」と訴えた。同県出身のルポライター鎌田慧氏が「これ以上の犠牲を東北に押しつけるなと叫んでいかなくてはならない」と強調すると会場から大きな拍手も。

 集会後、参加者は山本と鎌田氏を先頭に青森市中心部を行進。「原発やめろ、核燃やめろ」と声を合わせ、青森県庁では一人一人手をつなぎ県庁を取り囲んだ。

 参加した女性会社員(24)は「震災1年を機に何かをしたいと思った。やはり原発はなくしてほしい」と話した。

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2012年3月11日のニュース