アリエッティ 北米で好調…ジブリ作品で過去最高

[ 2012年2月27日 13:18 ]

 スタジオジブリのアニメ作品「借りぐらしのアリエッティ」が17日に北米で公開され、好調な興行成績を上げている。ジブリによると、初日から3日間の興行収入(推定)は646万ドル(約5億2500万円)で、北米で公開されたジブリ作品では過去最高。

 AP通信が26日に伝えた米国とカナダの24~26日の興行収入(推定)ランキングは10位。

 多くの米大手メディアが「『千と千尋の神隠し』や『魔女の宅急便』などのジブリ作品でおなじみの勇気とエネルギー、生命力があふれる少女が主人公」(ロサンゼルス・タイムズ紙)などと紹介し注目を集めた。

 北米での公開館数は「崖の上のポニョ」の927スクリーンを大きく上回る1522スクリーン。

 英作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」が原作。小人の少女アリエッティと人間の少年の出会いを描いた。日本では10年7月に公開され、同年の興行収入は92億5千万円で邦画では首位だった。(共同)

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