歌舞伎女形の人間国宝 中村雀右衛門さんが死去 

[ 2012年2月24日 06:00 ]

死去した中村雀右衛門さん

 歌舞伎女形で人間国宝、文化勲章受章者の中村雀右衛門(なかむら・じゃくえもん、本名青木清治=あおき・きよはる)さんが23日午後3時55分、肺炎のため東京都中央区の聖路加国際病院で死去した。91歳。東京都出身。葬儀・告別式の日取り、喪主などは未定。

 父は六代目大谷友右衛門。1927年、大谷広太郎を名乗り初舞台。名子役から立役の道を歩んだが、兵役から戻った戦後に女形に転向。48年、七代目大谷友右衛門、64年に四代目中村雀右衛門を襲名。友右衛門時代、映画界入りし、稲垣浩監督「佐々木小次郎」などのヒット作で人気を得たが、数年で歌舞伎界に復帰。関西歌舞伎で市川寿海らの相手役として活躍。最後の舞台は10年1月の歌舞伎座さよなら公演。「春の寿」の女帝役で1日だけ出演した。長男は大谷友右衛門、次男は中村芝雀。

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