役所広司 はやぶさにライバル心「キツツキは小ぶりですが…」

[ 2012年2月11日 15:21 ]

映画「キツツキと雨」初日舞台あいさつで、役所広司(中)にいたずらする小栗旬(左)と沖田修一監督

 東京国際映画祭で審査員特別賞、ドバイ国際映画祭では最優秀男優賞など3部門を受賞した映画「キツツキと雨」の初日舞台あいさつが11日、都内で行われ、主要キャストの役所広司(56)、小栗旬(29)と沖田修一監督が登場した。

 静かな村に突然映画の撮影隊が現れ、村人を巻き込んだ撮影の中で交流を深めていくヒューマン・エンタテインメント。村のきこり役を演じた役所は「チェーンソーは結構得意なんです。台本にチェーンソーって文字があったとき、唯一得意なものがあるなと思いました」ととぼけた感想を口にして笑いを誘った。

 一方新人映画監督役の小栗は「(作中の)僕のカットでついつい止まってしまう人もいて。助監督に“この人のカットで止まらないでください”と言われましたね」と映画の中で映画を撮った際のエピソードを披露した。

 この日は映画「はやぶさ 遥かなる帰還」も公開初日。役所は「きょうはキツツキにはやぶさも公開していますね。キツツキは小ぶりですが記事は大きめにお願いします」と同じくタイトルに鳥の名前がつくライバル映画に負けじと、報道陣に売り込んで笑いを誘った。

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2012年2月11日のニュース