風見しんご、27年ぶり新曲…亡き愛娘への思いを歌に

[ 2012年2月4日 07:58 ]

07年に事故死した愛娘・えみるちゃんへの思いをつづったバラード「ゆるら」を歌う風見しんご

 タレントの風見しんご(49)が、07年1月に交通事故で亡くなった長女えみるちゃん(享年10)への思いを歌にした。風見が作詞し歌った「ゆるら」で、作詞家の秋元康氏のプロデュース。27年ぶりの新曲になる風見は「天国のえみるのもとに届いてほしいと、100点満点以上の気持ちを込めました」と思いを説明。デビュー30周年記念シングルとして22日に発売される。

 07年1月17日に起きた事故から5年。風見は「時間がたつにつれ、娘は僕たち家族にいろんなことを教えてくれたんだなと感じた。家族がひどく落ち込んだ時期もあったが、立ち直らせてくれたのも娘。その感謝の気持ちをこめて歌いました」と胸中を明かした。

 テーマは「涙を乗り越えて前を向いて歩くこと」。その言葉通り、明るい曲調に仕上げた。

 ♪転んでも 前を向いて歩くことで 涙が強さに変わるってこと 君が教えてくれたから――。悲しみと向き合い、力強く生きる風見の思いがこもった、人を勇気づける歌になった。

 最終的に完成した曲が風見に届いたのは、くしくもえみるちゃんの命日の先月17日。レコーディングに臨んだ20日午後1~3時は、5年前には告別式が開かれていた。はらはらと東京に雪が舞っていたのも、あの日と同じだった。

 さまざまな偶然が重なり「偶然と言えば偶然だけど、また前へ歩みだすことに、えみるが背中を押してくれてるように感じた」と風見。発売日はえみるちゃんの誕生日(2月19日)に近い日に合わせたそうで「僕と同じように大切な人を亡くした方たちが、前を向いて生きるための力になればいいな」と願っている。

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