4月新装オープンのNGK 「伝統工芸看板」披露

[ 2012年2月3日 06:00 ]

新装する「なんばグランド花月」の玄関に掲げられることが決まった芸人名の看板。右端は桂三枝

 4月8日にリニューアルオープンする大阪・なんばグランド花月(NGK)の玄関ひさしに掲げられる芸人の名前が入った伝統工芸看板が2日、同劇場で発表された。

 全国各地の伝統工芸20以上の応募の中から選ばれた沖縄県の琉球ガラスなど9種類。リニューアル日から3カ月交代で全種類を掲げていく。広島仏壇で看板を作られた笑福亭仁鶴(75)は「仏具でできているのは、うれしいような心細いような」と言いながらも「素晴らしい作品」と笑顔。中田カウス(62)も「職人の魂が入っている。看板に恥じないようにしたい」と決意を新たにした。

 看板を掲げられる芸人は約30組。40~50組分を用意し、師匠クラス以外は掲出の入れ替えも検討していくという。また、費用について、吉本関係者は「本来は1枚あたり20万~30万円だが、伝統工芸を知ってほしいということで、安くご提供いただいた」と明かした。

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2012年2月3日のニュース