トミー・リー・ジョーンズ…今度は離島の医者に

[ 2012年1月27日 09:00 ]

サントリー「ボス レインボーマウンテンブレンド」CMに出演する(右からトミー・リー・ジョーンズ、渡辺哲、寺島しのぶ

 米俳優トミー・リー・ジョーンズ(65)が宇宙人を演じるサントリー「ボス レインボーマウンテンブレンド」のCM「地球調査シリーズ」の最新作「医師」編が、あす28日から放送される。今回扮するのは離島の医師。島民たちとの交流を描いたヒューマンストーリーになっている。

 「この惑星の、医者と呼ばれる存在は、やたらと頼りにされてしまう」のナレーション。虫歯を抜いたり、首痛の島民(渡辺哲)に整体を施したり、胃カメラの検査をしたりするジョーンズ。往診先では寝込んでいる女性(松原智恵子)を診察。患部に当てた手のひらから赤い光の輪を放つなど、宇宙人ならではの特殊能力を使った治療を行う。

 その患者に手を握られながら「先生、この島に、ずっといてくださいね」と声を掛けられる。その日の夜、看護師(寺島しのぶ)がジョーンズに「みんな疑ってたんですよ、ヤブ医者じゃないかって」と島民に慕われている様子をうれしそうに伝える。

 そんなある日、診療所に1台の車が。「先生、役所の方が」と看護師。そこへ入って来た職員(田中哲司)が「ジョーンズさん、許可は得ていらっしゃいますか?」と尋ねる。場面は島の港へ。船にはジョーンズと職員。港の防波堤には「センセーイ」と叫ぶ子供をはじめ、看護師や島民たちが「ありがとう!」と涙ながらに見送っている。

 ここで「ただ、この惑星のありがとうは、どんな顔をしていいか、分からない」のナレーション。看護師役の寺島しのぶ(39)は得意の英語を駆使して、ジョーンズの通訳を務めるなど大活躍。「子役や他の方に通訳していましたが、私自身はほとんどしゃべってないんです。本当のお医者さんじゃないところが、今回のミソ」と見どころについて語った。

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2012年1月27日のニュース